2005年8月10日

歴史の中の問題点に前向きに取り組まないで放置しておくと、そのことが国家や企業にとって、政治的、経済的に大きなマイナスとなることがあります。これを私は歴史リスクと呼んでいます。敗戦から60年目の今年に、ドイツと日本の歴史リスクとの対処の仕方にどのような違いがあるのかについて、8月10日発売の中央公論9月号に論文を発表しました。タイトルは「歴史リスクと戦うドイツ、放置する日本」です。ご多忙と思いますが、ご笑読頂ければ嬉しく思います。